最もやい結び(Bowline knot)は、船を岸に係留するために使われてきた、歴史あるロープワークです。
結び目が強く、ほどけにくいのに、必要なときは簡単に解けるという特徴から、釣りやキャンプ、日常生活まで幅広く活用されています。
ロープワークの中でも特に実用性が高く、「結び目の王様」と呼ばれることもある結び方です。
目次
もやい結びの特徴とメリット
もやい結びが多くの場面で使われる理由は、次のような特徴にあります。
- 輪の大きさが変わらない
荷重がかかっても輪が締まらず、一定のサイズを保ちます。 - 強度が高い
ロープの強度を大きく損なわず、安定した結び目になります。 - ほどけにくく、解きやすい
強く引っ張られても自然にほどけにくく、使用後はスムーズに解くことができます。 - 用途が幅広い
釣り、キャンプ、係留、荷物固定など、さまざまな場面で活躍します。
もやい結びの結び方【基本手順】
初心者の方でも覚えやすいよう、基本的な手順を順番に紹介します。
- 輪にロープを通す
- ロープの途中に、小さな輪を作る
- ロープの先端を、輪の下から通す
- 通した先端を、長いロープの下に回す
- そのまま先端を、もう一度輪の中に戻す
- 輪・先端・長いロープの3点を同時に引き、しっかり締める
※輪の下から通して、本線も下を通すので、私は“下下”と覚えています。
STEP
輪にロープを通す

STEP
ロープの途中に、小さな輪を作る

STEP
ロープの先端を、輪の下から通す

STEP
通した先端を、長いロープの下に回す

STEP
そのまま先端を、もう一度輪の中に戻す

STEP
輪・先端・長いロープの3点を同時に引き、しっかり締める

STEP
完成!
釣りでのもやい結びの使い道
釣りでは、もやい結びが活躍する場面が多くあります。
- バケツやスカリをロープで固定する
- ライフジャケットや荷物を係留する
- 簡易的にロープの輪を作り、フックや支点に掛ける
- 鮭の口からエラに通して血抜きをする
簡単な結び方なので、繰り返し使う場面でも扱いやすいのが特徴です。
もやい結びを使う際の注意点
便利なもやい結びですが、使用時にはいくつか注意点があります。
- ナイロンなど滑りやすいロープでは、しっかり締め込みを確認する
- 長時間強い力がかかる場合は、必要に応じて補助的に半結びを加える
- 結び目が正しくできているか、使用前に必ず確認する
基本を守れば、安全で信頼性の高い結び方として使えます。
もやい結びは覚えておきたい基本ロープワーク
もやい結びは、
- 強度が高い
- ほどけにくい
- 解きやすい
- 応用範囲が広い
という点から、釣りやアウトドアを楽しむ人ならぜひ覚えておきたいロープワークです。
一度覚えてしまえば、釣り場やキャンプ場だけでなく、日常生活のさまざまな場面でも役立ちます。
初心者でも扱いやすく、繰り返し使えるおすすめの結び方です。


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