平日のサクラマス釣行
先日、息子の授業参観で親子ともに夕方に時間が空いたので釣りへ出発。
少し雨が降っていたが小雨ぐらい。
気温はそれほど低くない。
「今日はどこのポイントへ行く?」
相談した結果、先週サクラマスが上がった漁港へ向かうことに。
行く途中、サクラマスを狙えるサーフを通りましたが、平日の夕方にも関わらず6人以上は釣り人がいました。
そのポイントを通り過ぎ、目的地の漁港へ。
目的地の漁港の先客は2人のみ。
・・・
特に釣れている様子なし。
とりあえず、うちも釣り開始。
・・・
ジグ、シンキング、ミノーとルアーチェンジを繰り返したがアタリなし。
先客も帰り、うちの親子のみ。
1時間ぐらい粘ったがアタリなし。
そこに知り合いが通りかかりサクラマスの釣れている情報をもらった。
釣り仲間は大切な情報源
いつもその彼から貴重な情報をもらっています。
高校の時の同級生。
もう20年以上の付き合いになるかな。
ありがとうございます。
その彼からもらった情報とは、目的地(漁港)の途中で通り過ぎたサーフでサクラマスが上がっているとの情報でした。
平日の夕方にも関わらず6人以上の釣り人が竿が振っていたサーフです。
「あそこで釣ればよかったか・・・」
時すでに遅し。
時刻はもう17時過ぎ。
そろそろ帰る時間。
本日はあきらめて自宅へ向かった。
無駄な釣行はない
今回選択した釣り場(漁港)ではサクラマスを釣ることはできなかった。
というか、一切アタリがなかった。
でも何も収穫がなかったわけではない。
新作のミノーの動きを確認できたこと、トレブフックを沈めても根掛かりしない海底であったこと、キャストの練習になったこと、何より、平日の短い時間だったけど竿を振って楽しめたこと。
釣れなくても楽しめることや勉強になることはたくさんある。
できる限りポジティブに考えることが大切だ。
魚が釣れる場所とは
自宅に帰り、週末はどこのポイントに向かおうか考えていた時、ふと釣具屋の店主との話を思い出した。
釣りを始めた頃、釣具屋の店主に「どの辺で釣ったらいいですかね?」と質問したところ、おもしろい回答が返ってきた。
「じいさんたちがいるところに行きな。あの人たちは仕事がないから毎日海に行って、よく釣れる場所を分かっているから。目印はじいさんたち」
釣れるポイントと言えば、潮通しが良いとか沈み根があって魚が付くとか、釣れやすい場所というものが存在するが、場所ではなく人を目印にポイントを探すという話は斬新だった。
釣れるポイントは場所ではなく”じいさん”
ばあさんでもいいです(笑)
じいさん=釣り人がいるところ
たしかに一理ある。
今回の釣り場の選択は、先客が2人いた漁港ではなく、釣り人が6人以上いたサーフだったかもしれない。
「前に釣れたことがある」
「先週、釣れた」
ポイントを選ぶ要素はたくさんある。
でも大事なのは“今釣れるところ”
その目印は“場所ではなく人”
そんな話を思い出した。
まとめ
親子や初心者、週末だけの釣り人などはポイントの開拓は非常に難しいと思います。
もちろん、釣れないのを覚悟で人がいないポイントでのんびりしたり、キャスティングの練習をしたり、ルアーの動きを確認したり、それでもポイント開拓に挑戦したい人は、それはそれでありだと思います。
釣りには人それぞれの楽しみがある。
でも“魚を釣る”という目的を達成するには、どんなに良いロッドを振っても、高いリールを使っても、色々な種類のルアーを投げても、そこに魚がいなければ絶対釣れません。
できる限り釣り上げる確率を上げるには“今釣れているところ”を選ぶことが重要。
もちろん、先に釣っている人の邪魔をしたり、横入りはダメ。
最低限のマナーは守った上での話。
釣れるポイントがわからない、迷った時は参考にしよう。
釣れる場所=釣り人がいるところ
非常に重要だと思った。
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